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日本のバードウオッチングファンの皆様へ!

私どもネブリーナフォレストのスタッフ一同は皆様のキトへの到着を心よりお待ちしております。
ご連絡、お問い合わせは日本向け広報担当横田までお願いします。

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総合インフォメーション

ネブリーナ ニュース
Maquipucuma

アメリカ バーディング協会
(ABA)

ネブリーナフォレストはすばらしい現在及び未来の保護のためエコツーリズムを推進しています。そのキーポイントは地域のコミュニティ、人々とツアーオペレーターです。以下にABA(アメリカバーディング協会)の雑誌のマネージャーのコメントの記事をご紹介します。

(メルセデス リバデネイラ)⇒


special
circulo アンデス探鳥旅行
(HBCツアー)
circulo ガラパゴス体験
circulo アマゾン旅行(ナポワイルドライフセンター)

Neblina Forest Neblina Forest Neblina Forest Neblina Forest Neblina Forest

エクアドルでの鳥見

高橋@札幌

Nelbina Japan 野鳥観察の月刊誌『バーダー』の2009年9、10月号に「エクアドルはバードウォッチング天国」と題する特集記事が掲載されていました。エクアドル国内では1,600種以上の野鳥が記録されていること、バードウォッチング専用のロッジが60以上もあることなどを知り、機会があれば行ってみたいと思いました。 そしてその機会は意外と早く訪れ、2010年9月に鳥仲間10人ほどとエクアドルでの探鳥旅行に行くことができました。国内では7泊8日の旅で、泊まったロッジはキト市を中心に周辺5カ所でした。観察できた野鳥は200種を超え、予想どおりたいへん充実した結果になりました。ハチドリ類だけで38種、その他コンドル、アンデスイワドリ、オニジアリドリ、キムネオオハシ、カオグロキヌバネドリ、カザリキヌバネドリ2種など、めぼしいものはだいたい見ることできました。標高4,000メートル近くの高地で見たエクアドルヤマハチドリやオリーブジアリドリなども強く印象に残っています。

今回の旅行では、ロッジの手配や現地案内などでネブリーナフォレストの皆さんにお世話になりました。特に現地案内のハビエル氏はたいへんすばらしい観察眼をお持ちで、200種以上もの鳥を観察出来たのは、ひとえに彼の行きとどいた配慮のおかげでした。 エクアドルの食事は、一度甘ったるいソースのかかった魚料理(鱒)に閉口したことがあったものの、全般的にどれもたいへんおいしく、口に合ったものでした。前菜のスープやパン、コーヒーもおいしかったです。 ロッジの設備はおおむね質素なもので、もちろん質素でかまいませんが、朝晩は意外と寒い割には、どこでも暖房設備などはなくて、夜はベッドに潜り込んでいるしかなかったなど、快適とはいいがたい面もありました。それはともかくとして、エクアドルでのバードウォッチングはとても魅力にあふれたものですので、一度は訪問されることをおすすめします。

エクアドル探鳥旅行

HBCツアーコンダクター:佐々木裕

先週13日の夜に『エクアドル探鳥旅行報告会』ということで17名集まりました。 報告会は、 皆さんが撮られた写真を見たり、写真を交換したりして夕食を楽しむ会でツアーの後に必ず 実施しています。 今回ツアーに参加できなかった方も6名ご出席で「次回も企画することが できるかなぁ」と期待致しております。

皆様のご感想は概満足ですが、反省点は1点だけスケジュールがチョットきつかったという 点です。日本人(特に、私のお客様)は、欧米人のように観察できた野鳥の種数を競うよう なことはあまり好みません。「ゆっくり探鳥を楽しみたい」というタイプです。私が最初にお送 りした日程のように昼食後の一番野鳥が出ない時間帯などは宿泊施設周辺で自由行動の 時間とした方が良いと思います。探鳥したり休んだり自由に過ごすのです。

あと、日本人バーダーの傾向として、録音された鳥の声を流して野鳥を呼び寄せる方法を 野鳥にストレスを与える可能性がある、自然ではない等の理由で嫌がる人も多いです。 自然な状態での探鳥が望みなのです。 フィーダーにはいろいろなハチドリたちが集まり、 楽に観察できて良いのですが、ときどき花に蜜を吸いにやって来る野鳥を見つける方を はるかに喜びます。フィーダーよりは鳥が集まる植物をたくさん植えてある方が望ましい と思います(植物を植えるのも人工なのですが)。

*今年9月にエクアドル、アンデス探鳥旅行に参加されたHBCツアーメンバーの 高橋さんのすばらしい野鳥写真のHPです。

http://homepage2.nifty.com/kitaguni04/

                                             

動物が苦手の私まで夢中になったガラパゴス

sumi ガラパゴスのあるエクアドルに3年以上住んでいるのにガラパゴスは無縁の存在だった。亀なんてイグアナなんて魅力ないじゃないとへそ曲がりに思い込んでいた自分の無知が恥ずかしい。実際に身近で見て驚いた。ここの動物たちはアシカも亀もペリカンも全く人間を恐れていない。アシカをよく観察すると非常に人間的な生活が見られる。一匹のオスが一か所の海岸を自分のテリトリーとして他のオスが近付くと大声を張り上げて威嚇し、追い払い、一夫多妻制度を守っている。みなしごのアシカが母親を探して叫びながら海岸を動き回る姿は人間の子の迷子と変わらない。他のメスを母親と間違えて近寄って追い払われすごすごと立ち去る姿は哀れを誘う。

海岸の小さな魚市場では魚をさばく人間のすぐ横でおこぼれにあずかろうと常連のアシカやグンカンドリがぴったりくっついて離れない。魚の皮や頭などを放り投げてもらうと素早く口に入れ飲み込んでしまう。共生なのか依存なのか?オオガメがクルーズ船のすぐわきで泳ぎ、ピンクのフラミンゴは海岸の真上の空をすらりと優雅に飛んで近くの沼に降り立つ。

ガラパゴス諸島の名を有名にしたチャールズ・ダーウインが「種の起源」を書いた元になったゾウガメはこの種としては最後の一匹になり「寂しいジョージ=Lonesome Jorge」と名付けられている。老人なのでもう子どものできる見込みがないからだ。最近ではイギリスのチャールズ皇太子とカミラ夫人、映画スターのリチャード・ギアも訪問してガラパゴスの自然保護のために協力を約束している。

なにも持ち込まない、持ち出さないの原則のもとに政府によって厳重に管理されていても観光開発が進み、観光客や住民が増えて汚染は広がり、現在ではユネスコの世界危惧遺産の一つになっている。

ガラパゴスの主要な島を見るにはクルーズ船で宿泊しながら各島を回る方法と一つの島のホテルに泊まりながら毎日違う島まで小型船で向かう方法の二つがある。便利で快適なクルーズ船で豪華でありながら気取らず行き届いたサービスの旅を一度味わって見てはいかがでしょう。クルージングに慣れた人でもガラパゴスの旅は更に健康的できっと満足されるにちがいない。

付け加えるべきは空と海の青色のいつまでも見あきないコントラストの美しさ。そして砂浜の海岸はごみもなく、日本ではもう見られなくなったまじりけのないさらさらの砂であり、その感触を素足で味わえる。アオアシカツオドリの真っ青な脚はまるで絵具で色づけしたみたいだし、オオガメがメスの上に乗っかる姿はユーモラスで、見物人が笑うと「今笑ったのは誰だ?」とばかりに首を突き出して周囲をにらみ回す。

砂浜に座っていると鳥が至近距離まで来てビーチタオルの上を歩いて回る。ガイドの言った言葉「ガラパゴスの動物たちは恐れを知りません。人間が恐怖を植え付けるのです」は印象的だ。まるで何も知らない人間の子のように無邪気で、こちらの方がもし写真を撮ろうとしたら逃げて行ってしまうのではないかと既成観念にとらわれてどきどきもじもじしてまともに鳥を見られない。

赤道直下なので日射は厳しく日焼け止めクリームは必須のアイテムだが、太平洋寒流の影響で暑くも寒くもなく快適な気候である。確かに日本から南米は非常に遠く航空運賃も高いが、ぜひとも一度はエクアドルに来て、ガラパゴス以外の3つの地域、海岸地方、アマゾン地方、高原地方も見て回られると、日本の3分の2位の面積で日本の一割程の人口のエクアドル人がどのように過ごしているか興味深く理解できる。ぜひこの国の知られざる魅力を多くの方々に心行くまで味わっていただきたいと願っている。

横田須美

                                                                    

アマゾン旅行(ナポワイルドライフセンター)

Napo Wildlife Center

エクアドルの首都キトからアマゾンの入り口コカまでVIPエアラインの小型飛行機で1時間弱、その後アマゾン川の源流ナポ川をエンジン付きボートで4時間程上り、さらに手漕ぎのボートで1時間以上細い渓流を両岸の景色や種々の動物、野鳥や蛇、蛙など観察しながら進み、目的地のナポワイルドライフセンターに到着。

この辺り一帯はエクアドルの南東部分のヤスニ国立公園の一部で、世界でも有数の自然が太古の昔から手つかずで残っている貴重なアマゾンの奥地である。この近くで石油が発見され、米国やカナダなどの外国資本が掘削を開始したのは70年代だった。これはエクアドル経済に劇的な消費ブームを招いた反面、環境破壊を引き起こし、これらの川の水で飲料、炊事,洗濯,水浴びをしていた先住民インディオの生活を脅かすこととなった。石油で汚染された真っ黒な水を飲み、体を洗ううちに癌等の難病が頻発し、奇形児もたくさん生まれた。インディオの種族達からもう石油の開発はたくさんだという声が出て、世界中の学者や環境保護団体の助けもあり、石油の代わりに自然を守り、観光客を呼び込もうというエコツーリズムの運動が盛んになった。

注目すべきはこの地区の先住民の考え方であり、彼らは水道も電気もなく、携帯電話の電波も届かないこの奥地で住み、学校も食事も含めた共同生活をしている。大抵の男性は狩猟も魚釣りも禁じられたこの地区で観光(ロッジの従業員やガイドとして)事業に参加することで収入を得て家族を養っている。都会の便利さに慣れた身には苦痛でも、いつもここで生活している彼らには、家族が飢えずに食べていけ、遠くに男性が出稼ぎに行かずにすむからとロッジで働けることを喜んでいる。

Napo Wildlife Center

ナポワイルドライフセンターも アナング キチュア コミュニティの経営するホテルで、12の宿泊客用ロッジからなり、ソーラーパネルで電気を起こし、飲料水を街から運んでくる以外、水はリサイクルシステムを利用し、清潔で快適なホテルで、昨年11月ロンドンの最新世界旅行市場で“ベスト ジャングル ロッジ”の賞に輝いたのも当然とうなずける。3食の食事も欧米の5ツ星のホテル並みに洗練され、従業員のサービスも行き届いた素晴らしいエコロッジである。各ロッジの正面テラスにはハンモックもあり、寝転んで鳥の集まる様子を見ていると、まさに天国である。

翌日は早朝5時に起床、朝食後カヌーで野鳥の見られる地点まで向かう。川岸に緑色のシモフリインコの大群が見える。餌などなさそうなのに何故こんなに群れているのかというと土を食べる(土の中のミネラル成分)のだという。

昼食後、コミュニティ住民の部落見学にボートで出発。岸に上がり10分ほど林の中を歩くと明るく開けた平地に十数戸の高床式の家が中心の広場を囲むように立てられ、中心近くに小学校や校庭(広場)や体育館のようなだだっ広い建物がある。小学校は4学年12人ほどの生徒が先生一人に同じ教室で一緒に複式授業を受けていて大抵の子は裸足で授業を受けている。最近このコミュニティに中学校(7年生から9年生まで)も開設されたので、これまでコカの街まで出かけて週末にしか自宅に戻って来られなかった中学生たちが部落内で授業を受けられるようになったと非常に喜んでいた。スペイン語とキチュア語のバイリンガルの授業を受けている。

3日目はホテル近くのジャングルトレッキング。途中までカヌーで行くと、水の動きに驚いた魚たちが数十匹船に体当して来る。元気のよい一匹が船内に侵入し、飛び跳ね、暴れまくる。水に戻してあげる。狭い水路を進むと、蝶、蛙、オタマジャクシ等静かだけれど彼らの生活を営んでいるのが見える。狭くてカヌーが進めなくなり、ゴム長靴を履いて泥まみれの路を歩いて進む。

高温の日陰なのでキノコが白く木の陰で密生し、アリたちがどんどん葉っぱを運んで行列している。彼らはその葉っぱを食べるのでなく、集めて腐らせ、キノコを培養して食べるのだという。人間並に、あるいは人間以上に賢くて働き者かもしれない。3-40メートルもの高い木々が密生しているが、時々猿の家族たちが群れをなして奇声をあげながら木々のてっぺん近くを移動しているのが見える。それぞれの家族がテリトリーを持ち、他の家族が近づくとその声で追い払うのだろう。

夕方、湖の対岸まで行き、1時間近く歩いて、キャノピータワー(高度40m)に上る。高所恐怖症でなくともこの高さにおじけづいたが、登り終えると周囲の森林の先と同じ高さで周囲が明るく見渡せる。ただ汗をかいたせいか、やたら蚊やブヨが顔や手足に集まり、うるさいのとかゆいのとで追い払うのに忙しく、ゆっくり野鳥の動きを探せない。

夜7時頃、湖をロッジまで帰る途中、ガイドがカンテラをかざすとカイマン(ワニ)がその目を光らせながらどんどん光に吸い寄せられるように近づいて来る。美しいような不気味なような光景だが、直近まで来て仲間の集まりでなく、ライトの光とわかるとすぐに水に潜ってしまった。

4日目、もうキトに戻る日になってしまった。考えてみると往復で丸一日づつ必要なので、実質2日しかアマゾンライフを実感できない。

物質的な贅沢さでなく、何もないことのよさ、太古の昔からの時間が静かに過ぎていくのを感じられるさわやかさを、この生物多様性を、エコツーリズムの良さを宣伝して、日本の方々に来て頂きたいと思った。

横田須美

ネブリーナ・フォレストは自然保護とエコツーリズムに従事する企業や組織とパートナー関係を樹立しています。
パートナーと私たちの目標は環境保護と社会的公平に基づいた責任あるツーリズムを通した自然保護の促進です。
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